
今日はミリペンで、ちょっとしたらくがきを描いてみた。
本当に軽い気持ちで描き始めたスケッチだったけれど、描いているうちに少しだけ物語のようなものが見えてくる。
線画の魅力・・・。
ペン画の面白さは、こういう偶然の世界が生まれるところにある。
今回の絵では、フードをかぶった旅人のようなキャラクターを中心に描いた。
少し疲れたような表情をしていて、長い旅をしているようにも見える。
その近くには、小さな精霊のような存在を浮かべてみた。
この精霊が何者なのか、自分でもはっきり決めていたわけではない。
ただ、キャラクターの近くに小さな存在を置くことで、絵の中に「関係性」が生まれる。
絵というのは不思議なもので、ただ人物を描くだけよりも、
もう一つ小さな要素を入れるだけで、急に物語が動き出す。
さらにもう一つ、とどんどん足していくと、物語性が生まれる。
今回は、下の方に小さな風景も描いてみた。
海辺のような場所で、何かがうずくまっているようなシーン。
これはキャラクターの過去なのかもしれないし、遠い場所の出来事なのかもしれない。
はっきりした設定は決めていないけれど、
こうして断片的なイメージを入れると、絵の世界は少し広がる。
ペン画は色がないぶん、線だけで世界を作らなければならない。
だからこそ、ハッチング(線の重なり)で影を作ったり、
背景に細い線を入れて空気を出したりする。
少しのコツで、奥行きが見えてくる・・・!
ミリペン一本でも、そういた世界を描ける。
んで、今回のスケッチも、特別な準備はしていないよ。
紙とペンだけで、思いついたイメージを少しずつ描き足していっただけだから。
完成されたイラストというより、
世界の断片を拾い集めたような絵になった気がする。
ラクガキっぽいけど、しっかりと世界観をつめるように。
こういうらくがきの中から、
いつか、一つの物語が生まれるかもしれないし
世界をつなげたいと思ってる。
ペン画の魅力は、そんな小さな想像の種を作れるところにある!