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0.15pxの線で描く、モノクロ線画の質感表現:CLIP STUDIO PAINT

ART WORKS

クリスタで仕上げるアナログ風イラスト制作記録

CLIP STUDIO PAINTで、モノクロ600dpi・0.15pxのGペンを使い、細密な線画イラストを描いた。
デジタルでありながら、アナログのペン画のような空気感や質感を意識して制作する。

今回のモチーフは「鳥」と「人物」が一体化したような存在。
現実と幻想の境界に立つキャラクターを、線の密度と余白で表現した。






使用ツールと設定

・CLIP STUDIO PAINT
・Gペンツール
・線幅:0.15px
・解像度:600dpi
・モノクロ(二値)

漫画設定ですが、600dpiで仕上げることで、線の一本一本がくっきりと立つ。

0.15pxという細さは、描く側には少しシビアだが、その分「線の選択」がはっきりと作品に現れる。








細かい描写で質感を出す考え方

この絵では、ベタやトーンに頼らず、
線の重なりと方向だけで質感を作っている。

・羽根:流れを意識した長い線
・影:短く細かい線を重ねて密度を上げる
・肌や布:描き込みすぎず、余白を残す

すべてを描き切らないことで、見る人の想像が入り込む余地が生まれる。
これが、アナログ風に見せるための大事なポイントだと思っている。

黒の影から、薄く影を塗る様にして描いていく。









デジタルでも「アナログ感」を出すために

線を均一にしすぎないこと、
完璧に整えすぎないことを意識している。

少しの歪みやラフさを残すことで、
手で描いた感触や、呼吸のある線になる。










まとめ

細い線、モノクロ、高解像度。
制限が多いからこそ、線そのものの表現力が試される。

デジタルで描きながら、
アナログのペン画に近づけていく——

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