
ズーン、シーズン3あたりから出てくる敵のヴェクナ。
もっと骸骨っぽい?
ストレンジャーシングスが最終章ということで、一気に見た。
1~5の最初まで。
だいぶながいけど続きが気になるから一気に見ました。
怪物系のモンスターパニック映画かと思ったら、スタンドバイミー感あったり
異次元世界に行ったり来たり、超能力を使ったり。だいぶファンタジーだった。
インスピレーションを受けたのは、
超能力を使ったときに鼻血が出る。怪物の仕様と、裏の世界の出入り口。
裏の世界は、時が止まったような、本当に異世界を表現していて見入った。
木が多く、全体的に赤く暗い景色はよかった。
また、ヴェクナとの、精神世界は一新、平和な世界観が漂っていた。
友情や恋愛や、家族愛などの様々なテーマが入り組んでいて、シーズン1から続く成長がところどころ見れるのが
このドラマのいいところです。
Stranger Things 感想
―これは友情と成長の物語だった―
Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は、SFやホラーという枠を超えた、「心の物語」だと感じた作品だ。
1980年代のアメリカというノスタルジックな舞台で描かれるのは、怪物との戦い以上に、人と人とのつながり、そして成長である
この記事では、ネタバレを抑えつつ、『ストレンジャー・シングス』がなぜ多くの人の心を掴んだのかを、自分なりの視点で綴っていきたい。
1. 80年代ノスタルジーが生む没入感
まず強く惹きつけられるのが、1980年代の空気感だ。
自転車で町を駆け回る少年たち、アーケードゲーム、シンセサウンドの音楽。どれもが「少し昔の記憶」を刺激し、物語に自然と引き込まれていく。
このノスタルジーは、単なる装飾ではない。
どこにでもありそうな日常だからこそ、そこに“未知”が侵入したときの違和感と恐怖が際立つ。平凡な町が舞台であることが、物語のリアリティを強くしている。
2. 少年たちの友情が物語の核になる
本作の中心にあるのは、マイク、ダスティン、ルーカスという少年たちの友情だ。
彼らは完璧なヒーローではなく、怖がり、迷い、時には衝突する。それでも「仲間を見捨てない」という選択だけは決して手放さない。
特に印象的なのは、大人に頼らず、自分たちの頭で考え、行動する姿だ。
無邪気さと勇気が同居する彼らの姿は、観る側に「かつての自分」を思い出させる力を持っている。
3. イレブンという存在が示す“居場所”
謎の少女イレブンは、本作を象徴する存在だ。
強大な力を持ちながらも、彼女自身はとても脆く、不器用で、孤独を抱えている。
イレブンの物語は、「力を持つこと」よりも、「誰かに必要とされること」の方が人を強くする、というメッセージを静かに伝えてくる。
仲間と出会い、少しずつ感情を知っていく彼女の姿は、とても人間的で胸に残る。
4. 裏側の世界と大人たちのドラマ
アップサイドダウンと呼ばれる裏側の世界は、単なるホラー演出ではない。
それは登場人物たちの恐怖、不安、後悔といった内面を映し出す“影”のようにも感じられる。
また、母ジョイスや警察署長ホッパーといった大人たちの物語も重要だ。
子どもを想う必死さ、過去の喪失と向き合う姿が描かれることで、物語はより深く、世代を超えた共感を生んでいる。
まとめ:恐怖の先に残る、温かさ
『ストレンジャー・シングス』は怖い作品でありながら、見終えたあとに心に残るのは恐怖よりも温かさだ。
友情、家族愛、居場所を求める気持ち――それらが、未知の世界に立ち向かう最大の力として描かれている。
この作品が多くの人に愛される理由は、派手な設定ではなく、「人の心」を丁寧に描いているからだと思う。
だからこそ、『ストレンジャー・シングス』はただのドラマではなく、記憶に残る物語になるのだ。